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S&T 月報

関東では30度を超える猛暑が2週間以上続いております。夏休みの浮かれ気分を消沈させるほどの酷暑の中では、涼しい自宅や自習室、図書館や学校で一心不乱に勉強するのも決して悪くないですよ!実は、それはとても贅沢な時間だったりします。

学生の頃はイヤで仕方がなかった、逃げたかった「勉強」というものを、大人になるとなぜか意欲的にやりたくなる瞬間があります。実は、多くの大人が経験していることだと思います。但し、大人には生活のために他にやらなければいけない事がたくさんたくさんある。気持ちとやる気は溢れていても、自由が非常に少ないのです。対して、学生はその正反対です。「1日の中で好きなだけ時間を使って、自分のためだけに勉強できる」。今は非常に実感しにくいかもしれませんが、これに勝る贅沢はなかなかないのだということに、大人になってからきっと気付きます。中学生、高校生の皆さんは、精一杯、自分のために時間を投資してください。若いうちの自分への投資は絶対に損をしません。それどころか、必ず多大な「得」となってリターンします。こんな優良な投資物件は金融界のどこにも存在しませんよ。

中学生、及び高校一年生は、1学期に抜いてしまった科目、また、分からなくなり始めているなと感じる科目のフォローアップを全力で行ってください。特に「積み上げ型」の科目であり、現代受験の要でもある英語と数学は、復帰にも完成にもとにかく時間がかかる科目ですので、必ず早目の対処を!

高校二年生は、特に難関大学や医学部をターゲットにしている場合、この夏休みを「大学受験勉強」の直接のスタート地点に据える決意を。まだまだ部活動や学校活動も活発であると思いますし、思いっきり遊ぶときには遊ぶべきだと思いますが、本当に欲しいものを手に入れる、なりたい自分になるために、ある程度の犠牲と覚悟は必要です。ちなみに、「受験生」になるということの意味は、1日24時間の中から、衣食住+睡眠+学校活動の必要時間を除いて、残った時間を全て勉強に充てるという生活を始める準備と覚悟ができた時です。そのスタートをこの夏にするか、次の冬にするか、或いは来年の4月にするかで、未来は確実に変わります

高校三年生は、文字通り「最後の夏」です。8月に入った時点で夏休みの四分の一は終了しています。まだペースを握ることができていないのは非常に危ない。6月のS&T月報で「自分の居場所」を必ず作るようにというお話を書きました。丸一日時間が取れる長期休暇の場合には、これが特に大事になってきます。「自分の居場所」が自宅の勉強部屋や居間で確立されている場合は、そこで大丈夫です。ただ、どんなにメンタルが強固な受験生でも、自宅は睡眠を始め誘惑が大きいものなので、自習室や図書館、学校施設が開くと同時にINして、そこが閉まるまで絶対に帰らない習慣をつけるといいでしょう。自分との約束です。受験勉強は、他人との戦いではなく、本当に自分(の弱さ)との闘いなのだと、終わった後にしみじみ気付きます。

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先月も『家庭教師のS&T』に、沢山のお問い合わせを頂きまして、誠に有難う御座います。当社は一人でも多くの生徒に「自分が選択できる未来」を提供したいという哲学のもと、運営コストを授業料に転化させないために、必要以上の営業的コストをかけない方向性での運営を志向しております(教材・学校研究や人材育成など必要な部分には資本を集中的に投下しています)。それゆえ、ご相談のお問い合わせやお電話が重なりますと、人員の関係から、少し順番をお待たせしてしまうことがあり、大変申し訳なく思っております。万が一、お電話頂いた時に相談等のため不在で対応できなかった場合には、必ず当社の方からコールバックさせて頂きますので、お待ちいただければ幸いです。

最後に、今月(8月3日~)から横浜市立図書館の蔵書検索ページにバナー広告を出稿させて頂いております。東京・神奈川(一部千葉、埼玉)をカバーする『家庭教師のS&T』ですが、まずは地元横浜の方々にもっと知って頂きたい、そして、愛する地元横浜市に少しでも寄与したいとの想いもありまして、スポンサードさせていただきました。

家庭教師のS&Tは『難関大学受験・首都圏中高一貫校サポート』を専門とする家庭教師センターです。全て無料にて資料請求・お見積りの他、受験相談も受け付けております。下記連絡先より、お気軽にご連絡ください。