S&T式 勉強論, 勉強方法論の核心 , Leave a comment

勉強時間(=自学可能時間)は引き算で考える

受験生にとっての勉強時間というのは=「自学」可能な時間だと定義します。

(「自学」の意味については、大事なテーマであるので後々詳しくお話していきます)

では、受験生は1日何時間勉強すればいいのだろう?

1日3時間? 6時間?

集中してやれば1時間でいい? いやいや寝る間も惜しんで10時間やるべき?

……という「足し算」の考え方をしている内は、未だ「受験生」としてのスタートラインにも立てていない。

目標となる試験を定めて、結果を出すために「受験生」となる覚悟を決め、腹をくくったと言えるのは「引き算」の考え方で生活できるようになる時です。

つまり、1日24時間の中から生活に必要な時間(睡眠、食事、移動時間など)を差し引いて、残った時間の「全て」が勉強時間であると認識できるようになる時です。

(学校の授業時間は勉強時間に入れないほうがいいと思います。あくまで主体的に「自学」できる時間です。)

こうして、1日の中の「自学可能時間」を、月曜から日曜まで具体的に1日につき何時間あるのか算出し、まずは1週間の勉強時間(自学可能時間)を出します。これに、試験日までの週数を乗算したものが、受験生としてあなたに残された時間です。

この時間内で、目標達成に必要な得点力と、現在の各科目の得点状況との「差を埋める」のがスケジューリングです。

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