S&T式 勉強論, 勉強方法論の核心 , Leave a comment

勉強時間(=自学可能時間)は引き算で考える 受験生にとっての勉強時間というのは=「自学」可能な時間だと定義します。 (「自学」の意味については、大事なテーマであるので後々詳しくお話していきます) では、受験生は1日何時間勉強すればいいのだろう? 1日3時間? 6時間? 集中してやれば1時間でいい? いやいや寝る間も惜しんで10時間やるべき? ……という「足し算」の考え方をしている内は、未だ「受験生」としてのスタートラインにも立てていない。 目標となる試験を定めて、結果を出すために「受験生」となる覚悟を決め、腹をくくったと言えるのは「引き算」の考え方で生活できるようになる時です。 つまり、1日2 … Read more

S&T式 参考書・問題集レビュー, 英語 , , Leave a comment
S&T式 参考書・問題集レビュー

尖っていない、特徴がない、ことが最大の特長。 近年で最も良質な改訂をしており、再び評価が一気に高まりました。 センター試験の第6問の長文読解は2007年まで物語文が出題されていましが、それに引き摺られて、改訂前ターゲットの中には、物語文特有の低出題頻度の難単語が散見され、受験界の潮流になりつつあった論説系長文読解に絶対に必要な論理マーカー単語(主に副詞)が大いに欠落していました。それが改訂によって逆転し、丁度、物語文特有単語が省かれ、論理マーカー単語がきっちり掲載されました。 2008年に大きな方向転換をして、現在まで一貫してセンター第6問は論説文が出題されています。早慶含めほとんどの私立でも … Read more

Motivate Yourself(やる気スイッチ), S&T式 勉強論 Leave a comment

苛烈な受験戦争や入試における偏差値・点数至上主義は、しばしば批判の対象になることがあります。 点数や偏差値だけで人間の価値を決めるのか!などというヒステリックな論調も時に生まれます。 現行の受験制度がベストとは言いません。常に改善を模索する視点は必要だ。 しかし、考えうるシステムの中では、現在の制度はかなり公平であるし公正なものであると、私は考えています。 点数や偏差値(=後天的な努力によって獲得されるもの)で結果を決めないならば、どうやって入試の結果を決めたらいいだろう? プラン1 正反対のシステムは中世の身分制度です。生まれながらにして先天的に身分は決定されている。 大名の子は大名に。武士 … Read more

S&Tの誕生の経緯, 家庭教師のS&Tとは Leave a comment

皆様、はじめまして。御覧いただき、ありがとうございます。 「家庭教師のS&T(Strategy and Tactics)」代表CEO 兼 戦略サポートチームリーダーです。 記念すべき一回目の記事として、この『家庭教師のS&T』を私たちが誕生させた理由について、ご説明させて頂きたいと思います。 20年余、受験指導の最前線に立ち続けてきた自負 私は、大学在籍当時から数えまして20余年、ずっと学習指導の現場の最前線に立ってきました。予備校、学習塾、少人数・個別指導、家庭教師と様々な規模とスタイルの現場を経験し、各々の良さも悪さも、表も裏も、酸いも甘いも、知り尽くして参りました。そ … Read more