公文国際学園中等部・高等部の学習指導内容の分析
私立中高一貫ではあまりない「2期制＋週5日制」の共学校。校則なし・制服なしで「自由」と「自律」を尊ぶ校風です。学校施設や設備は最新鋭で大学のキャンパス並みという素晴らしい環境です。
1993年設立と歴史は浅いですが、第一期生から現役東大合格者6名を出すなど、進学校として人気も高い。また、後述しますが、中学入試の段階で「一教科選択による入試（A入試）」という単教科入試によって募集人員の7割強を採っているという特徴があるため、中学入試時点での偏差値と卒業時の進学実績との間に、若干の乖離と独特の傾向が感じられるという側面も併せ持っている。
中高一貫進学校特有の高レベル且つハイペースな授業＋公文式の提出課題が特色です。毎回の定期テストで常に上位のポジションに位置していれば、受験生となった時に、幅広く自分の思う通りの選択肢を持つことができるでしょう（難関国公立・医学部・早慶などへの合格を目指す場合は、上位25%には位置していたいです）。塾や予備校は推奨されません。学校授業及び課題の負荷が高いので、塾や予備校の教材＋その復習まで考えると、どちらにも手が回らず中途半端になって、結局、両方にマイナスの結果を生むだけになってしまうケースが非常に多い。成績を上げようとして塾や予備校を追加した結果、生徒の負荷を加算させてしまい、消化しきれず逆に低迷してしまうこのパターンは本当に多いので要注意です。
また、大学受験に向けての基礎作りならば目的に合致するケースもあると考えられますが、直接的・具体的に、公文国際の定期テストや日々の小テスト、課題のスケジューリングや管理まで、個人に合わせてみてくれる塾や予備校は存在しないでしょう。このような目的に対しては、家庭教師（中でも、中高一貫専門の『S&T』）が唯一でありベストであると自負します。
完全中高一貫型なので生徒はそのまま公文国際高校へと進みます。中高一貫校の常ではありますが、中学基礎段階から大学受験を意識したテキスト選択や授業がなされるので、特に「積み上げ型」の要素が強い英語と数学の2科目では、手遅れにならない早目の対処が必要になる場合があります。
高校以降、習熟度別授業や目的別クラス編成が徐々になされます。学校評価で平均以上～上位に位置していれば、GMARCHレベルの合格は確実になってくると思われますが、難関国公立・医学部・早慶などに絶対に合格したいという強い希望のある場合はそれだけでは不足で、教材選択やスケジューリング、過去問研究などを最高効率にまで高めるような、しっかりとした戦略に基づいた受験戦略が必要になると考えます。
公文国際学園中等部・高等部の生徒のための基軸戦略
基本戦略は、まず何よりも、ハイペースな学校授業と定期テスト及びそれに向かう課題（提出を含む）をキッチリこなすことです。それが確実に、大学受験につながるよう導線が敷かれています。ここは他校に先んずるメリットです。
ただ、大学進学実績を同偏差値帯の他校と比較分析してみると、中学入試段階での偏差値に比して、少し物足りなさが残る実情は否めません。特に東大を含む「旧帝一工」～難関国公立大に弱みが見られるのは「一教科型入試」による影響（国公立大学入試は文理共に科目数が多い）と、それによって中学入試偏差値が計算上高く出すぎている（大学入試も同じですが、入試科目が少ないほど計算上の偏差値は上がります）という事があるのだと思います。目標を高く持って頑張っている生徒さんが多い学校であるから尚更、難関国公立・医学部・早慶などを第一志望とする場合には、早目からの積極的な受験戦略をもつべきであると思います。
家庭教師のS&Tは、塾にも予備校にも出来ない「公文国際」の生徒専用の戦略的サポートを行うことが出来る唯一の存在です。お子様の現在の学習状況と、強み・弱みを詳細に分析し、お子様だけのオンリーワンのプランを構築します。
- 公文国際の授業進度とボリューム、教員作成の独自教材に完全対応したマンツーマン指導で小テスト・定期テストをサポート
→短いスパンで達成感を積み上げて、最も必要な「自信」を構築する。 - 公文国際の授業・教材を一緒に消化して復習のペースを作るスケジューリングを一緒に行い「自学」パターンを確立する。
→成績・偏差値を伸ばす唯一の方法は「自学」です。 - 希望の大学（学部）に直結する、大学（学部）別の研究分析＋戦略構築をオーダーメイドで行い、効率的に合格に導く。
→難関大学（学部）対策は、経験豊富なS&Tにおまかせください。
公文国際学園中等部・高等部の各教科別指導内容の分析
続々追加記載致します！